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いよいよ色塗りです。まずはそれぞれベースになる色で、ベタッと一色塗りをします。塗り潰しツールを 使って塗っていく訳ですけど、線からはみ出さずに、さらに塗り残しをしないように塗るのは結構難しい です。そこで上手く使いたいのが「全レイヤー使用での塗り潰し」です。これを使って、後は 「許容値」を弄ったり、背景の色や主線の色などを考慮に入れると、思いのほかサクッと塗り潰せる    事があります(何) まあ、色々試してもキレイに塗り潰せない時は、諦めてちまちま塗りましょう (汗) ちなみに主線が太い(5ピクセルくらい)と簡単に塗り潰せます。だから出来るだけ線を太くしたい んですけど、完成したときを考えると、太い線でしか主線を描けないと、絵の感じが一定になる感じがするので、 細い線も使いたいところ…そう考えると、結局大きくして描くって方法に行き着く訳です。もっと PCの性能が上がって、ディスプレイの解像度も上がってくれれば、こんな悩みは解消されるんですけどね(苦笑)




下塗り





ベタ塗りが終わったら早速影を付けていきます。管理人の場合は、まず眼などの顔パーツに陰影をつける んですけど、まあここら辺はアイコンの時と大して替わらないので割愛。
そして次は髪の影付けです。今回は左方やや上気味に強い光源がある感じで塗っていきます。塗り方としては、 新しいレイヤーを用意して、それを髪の下塗りをしたレイヤーと「グループ化」します。こうする事で、 下塗りからはみ出て塗る事が出来なくなるので、はみ出る事を気にする事なく塗れます。 塗るレイヤー の不透明度を取りあえず50%くらいにして、色は黒で影を描いていきます。
影の付け方としては、まず広範囲に渡り影をつけて(レイヤー1)、別のレイヤーを作ってレイヤー1よりも 狭い範囲で、もっと影が濃くなる所に影をつけて(レイヤー2)、さらに別レイヤーでレイヤー2よりも狭い範囲に 影つけ(レイヤー3)… と言った感じで納得できるまでレイヤーを増やしつつ塗っていきます。 ハイライトも同様です。今回は髪だけで7枚(影4枚ハイライト3枚)のレイヤーを使いました。

今回は彩度が高めの金髪なので、影のレイヤースタイルは「オーバーレイ」か「ソフトライト」辺りで。 場合によっては「通常」も使いつつ、自然な感じになるように不透明度を調整します。




影付け(髪)





髪が終わったら今度は肌です。これも髪と同じように、レイヤーのグループ化を使い、レイヤーの不透明度を 50%くらいにして影を描いていきます。光源を意識して、何処に影が出来るのかを想像して塗っていきます。 今回は肌だけで5枚(影4枚ハイライト1枚)のレイヤーを使いました。

なお肌の影付けは、ソフトライトやオーバーレイでもいいんですけど、思うような色にならない時は、 自ら色を作って、完成した影のレイヤーの「透明部分の保護」をしてその作った色で塗り潰すと言うのも手だと 思います。実際今回は自分で色を作って塗りました。でも、なかなか肌の影の色って自然なものが作りにくい んですよね…と言う方には、まずそれっぽい色(濃い目)で塗ってからレイヤーの不透明度で調整する と言う方法がオススメです。と言うか管理人はそうしないと出来ません_| ̄|○




影付け(肌)





今回は光源が強いと言う設定なので、光源近くは相当白くしてみました。

髪⇒肌と終わって、最後はいよいよ服です。個人的にはコレが一番悩みます。まあ方法としては上記2つと 同じくレイヤーのグループ化とレイヤーの不透明度を弄って影を描いていく訳ですが、なにぶん服の影って 千差万別なんですよね…まあ頑張って感と経験で(苦笑)
ちなみに今回は服だけで4枚(影2枚ハイライト2枚)のレイヤーを使用〜。




影付け(服)















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